題名 「盗まれて初めて価値を知りました」 体験者 しょーん(当時大学生)
当時400のバイクを所有していた自分がセカンドバイクとして使っていたカブ90。大して改造もしてなかったしそんなに思い入れがあったわけではありませんでした。あれは冬になりかけの2012年の11月ごろでした。何を思ったかハンドルロックをせずに駐車場にとめたのが雲のつきでした。次の朝、バイクがなくなっていました。
「別の場所に止めたんだな」、「どこかに移動されただけかな?」と自分を落ち着かせることに必死でした。
一時間くらい考えてからようやく気づきました。
「あ、パクられたんだな」と。
警察に電話をして家に来てもらい交番で手続きをして家まで送ってもらいました。それから一週間して20キロくらい遠くの場所で見つかったと警察の方から連絡が来ました。親に軽トラを借りてもらい一緒に保管場所の交番まで取りに行きました。すると・・・
ナンバーは巻物のようにぐるぐる巻きに。
ハンドルやボディには激しくこけたような傷が。
サイドミラーは取られていて、パーツをとろうとおもったのか殆どのねじがゆるゆるになっていました。
俺はその時思いました。「ごめんなさい」と。
結局何万か出してバイク屋に修理してもらって今は実家においてあるのですが、自分が防犯を怠った為に無残になってしまったということにかなりの後悔をしました。
俺にしてみればたかがカブ。
でも実際目の前にすると本当に罪悪感で一杯でした。
その後、おそらく俺のバイクを盗んだやつらであろうその地域で多くバイクを窃盗していた少年グループは逮捕され、今は落ち着いてるみたいです。
体験者/知人A
彼はCB400を所有していました。標準ロック以外にロックをせずに雨ざらしで一週間放置したところ持っていかれてしまったようです。
そしてバイクは見つかり帰ってきました。彼は喜びましたがロックをかけずに同じ場所に置いた次の日に盗難にあいました。さすがにもうかえってこないだろうと思っていた彼のもとにまたバイクは戻ってきました。さすがに盗難対策を考えた彼はディスクロックとアラームをバイクに備えることにしました。
1週間ほどして深夜アラームがなりました。すぐにいってみるとバイクのアラームが壊されバイクは倒れている状態でした。知人Aさんは仕事の都合もあり引っ越してしまいましたが、気味が悪かったのかそれを機にバイクは買い換えたそうです。